2011年11月15日
興南 4度目優勝 県高校野球1年生大会
第36回県高校野球1年生中央大会最終日は13日、糸満市西崎球場で決勝を行い、興南が八重山を5―2で破り、11年ぶり4度目の頂点に立った。六回に同点に追いつかれた興南は直後の七回表、死球で出た走者を犠打、暴投で三塁まで進め、石野颯人の適時打で勝ち越し。さらにこの回の花城凪都と、八回の宮里広祐の適時打でそれぞれ1点ずつを加え、粘る八重山を振り切った。
◆つながる打線 八重山振り切る
七回表、興南の攻撃は1死三塁。打席の石野颯人は嫌な意識を振り払った。それまでいずれの打席も凡退し、前の打席は三塁に走者を置きながら右飛に倒れた。「仲間に『またチャンスで回ってくる』と励まされていた。思いきりいくことを考えた」。3球目のカーブをたたくと、打球はつまりながらも中前へ。同点に追いつかれた直後の貴重な勝ち越し打となった。
1巡目は相手投手にうまく打たされ、ゴロの山を築いた興南打線。だが、2巡目から当たりが出始めるとこの日計14安打。3安打2打点1犠打と活躍した宮里広祐は、五回の先制三塁打の場面を振り返り、「0―1からの外角真っすぐ。いいところで一本が出た」と胸を張った。
「取られてもすぐ取り返す、つながりのある打撃を見せてくれた。(甲子園優勝の)先輩のいいときの雰囲気に似ている」と我喜屋優監督。1年生部員は70人を超える。投手陣は登板した3人のほかに「2人を温存した。あとはひと冬でだれが成長してくれるかだ」
甲子園優勝メンバーもなし得なかった頂点。可能性を広げる選手層の厚さに、一層の手応えを感じた様子だった。(大城誠二)

[琉球新報より]
七回表、興南の攻撃は1死三塁。打席の石野颯人は嫌な意識を振り払った。それまでいずれの打席も凡退し、前の打席は三塁に走者を置きながら右飛に倒れた。「仲間に『またチャンスで回ってくる』と励まされていた。思いきりいくことを考えた」。3球目のカーブをたたくと、打球はつまりながらも中前へ。同点に追いつかれた直後の貴重な勝ち越し打となった。
1巡目は相手投手にうまく打たされ、ゴロの山を築いた興南打線。だが、2巡目から当たりが出始めるとこの日計14安打。3安打2打点1犠打と活躍した宮里広祐は、五回の先制三塁打の場面を振り返り、「0―1からの外角真っすぐ。いいところで一本が出た」と胸を張った。
「取られてもすぐ取り返す、つながりのある打撃を見せてくれた。(甲子園優勝の)先輩のいいときの雰囲気に似ている」と我喜屋優監督。1年生部員は70人を超える。投手陣は登板した3人のほかに「2人を温存した。あとはひと冬でだれが成長してくれるかだ」
甲子園優勝メンバーもなし得なかった頂点。可能性を広げる選手層の厚さに、一層の手応えを感じた様子だった。(大城誠二)

[琉球新報より]
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Posted by 沖縄ジュニア at 11:30│Comments(0)
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