2012年01月09日
金城・竹田組が初V 全沖縄高校ソフトテニス男子
ソフトテニスの第17回全沖縄高校選手権大会男子の部が8日、名護市営テニスコートで行われ、決勝は金城博人・竹田一成組(名護商工)が上原李輝・仲地享太組(同)を接戦の末4―3で破り、初優勝を飾った。

◆同校対決 先輩の意地/名護商工 「最後は気持ち」瀬戸際逆転
大接戦の決勝で最初に主導権を取ったのは前回王者の2年生、上原李輝・仲地享太組(名護商工)だった。後衛の上原が正確なショットで連続ポイントを挙げて波に乗った。
序盤から劣勢に立たされた3年生ペアの金城博人・竹田一成組(同)は2ゲームを先取されながらもなんとか追い付くが、ゲームカウント2―3と再びリードを許してしまう。続くゲームも後手に回り、あと1点取られれば負けというところまで追い詰められた。
絶体絶命の状況に追い込まれたが、ここからが先輩ペアの見せ場だった。金城が後衛から力強いショットで揺さぶって相手のレシーブミスを誘うと、前衛の竹田がそれを逃さずネット際のボレーで得点する「自分たちの得意な形」(竹田)で一気に挽回。流れを握り返して追い付くと、その後も一方的に攻めて優勝を決めた。
竹田は「ミスしないことを心掛けた。ピンチをしのげて、最後は気持ちで上回った」と勝利に感無量の様子だった。
高校最後の大会で上級生らしい力強いプレーを見せつけて後輩の優勝を阻んだ金城。「勝てないのは、気持ちが足りていないんだ」と、健闘しながら一歩及ばなかった年下ペアに辛口のエールを送った。
(普久原裕南)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-186047-storytopic-2.html
Posted by 沖縄ジュニア at 18:30│Comments(0)
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