2011年08月28日

宮里藍

みやざと・あい
 1985年6月19日沖縄県東村出身。中学時代、世界ジュニア選手権で5位タイ。東北高校在学中、史上初の高校生プロとなる。
 プロ1年目から賞金1億円を超え、テレビ中継の視聴率も10%超を記録。20歳3カ月の史上最年少で公式戦優勝を達成。 2006年からは米国へ拠点を移し、ツアー参戦4年目の2009年、エビアン・マスターズで初優勝。

宮里藍

沖縄に帰ってきて、うれしいと感じるときは?

 空港に着いた瞬間ですね!沖縄の空気が違う気がするんです、時間もゆっくり流れているし。自分が育ってきた空気を感じるので、空港に着いたら、すぐにリラックスしますね。


沖縄で優れたゴルフプレーヤーが育っている環境について、どう思われますか?

 ひとつは天候ですね。沖縄は一年中暖かいので、伸び伸びとゴルフができる環境にあると思います。もうひとつは、沖縄の人たちのゆったりとした気持ちの持ち方かな。ゴルフって厳しい世界ではあるのですが、ジュニア選手たちが楽しんでプレーできるように、周りの人たちが温かい目で見守ってくれているんですよね。また、その人たちが選手のプレーを見て、楽しんでいるような気がするんです。シビアに結果を求めるのではなく、ゴルフを通じて選手が成長していく。そんな環境が沖縄にはあると思うので、優れた選手が育つ大きな要因になっていると思います。


現在、海外を拠点に活動されていますが、外から見た沖縄の良さや魅力というのは?

 たくさんあって、数え切れないほどです。中学生まで地元で生活をしていたのですが、その頃は沖縄の良さというものが分かりませんでした。高校時代も楽しく過ごしていたので、沖縄のことを感じることはあまりありませんでした。現在は海外で生活をしていますが、時々苦しいと感じることがあります。そんな時、思い出すのは沖縄のことで、沖縄というのは、私の中では絶対に必要なものなんです。普段、生活をしている時やプレー中にも沖縄のことを考えることがあります。沖縄の気候だったり、地元の人たちの温かさだったり…。青い海も食べ物も、当たり前だと思っていたことが、すべて特別なんだと感じるようになりました。逆にそれが活力になっているというか、沖縄を想うことで、自分のエネルギーにしているところがありますので、沖縄を想う気持ちは誰にも負けないのでは、と思っています。


沖縄でゴルフをする魅力や楽しみ方を教えてください。

 本土のゴルフ場と違うのは、芝。沖縄の芝はコウライシバなので芝目がきつく、打つのが難しいと思います。私も久しぶりに沖縄でプレーすると、かなり苦戦しますね(笑)。それから、ゴルフ場にあるガジュマルやハイビスカスといった草花を見るのも楽しいと思いますよ。また、ゴルフ場から海を眺めることもできますし、茶店にはテビチ入りのおでんがあったりと、楽しめることがたくさんありますので、ぜひ沖縄でプレーを体験してほしいですね。

宮里藍

http://sports.okinawastory.jp/special/athlete_02.html

宮里藍



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Posted by 沖縄ジュニア at 23:30│Comments(0)県外で活躍する選手
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