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2012年02月18日

大学の秋入学 大学スポーツにも影響?

 四季に富んだ日本では、満開の桜と入学式はセットになって人々の心の暦に刻まれている。これが残暑厳しい9月ならどうか。かなり抵抗感もあるだろうが、入学時期のあり方を検討している東大の懇談会が、学部の春入学の廃止と秋入学への全面移行を積極的に検討すべきだ、との中間報告をまとめた。

東大 秋入学への全面移行検討
東大、秋入学に全面移行 5年後めど …

 秋入学の欧米とのズレが学生や教員の国際交流の障害になり、グローバルな人材の育成に大きな後れを取っているという。「本当に優秀な高校生が海外の大学に流出しており、東大も焦っているのでは」との声も聞く。京大や阪大も秋入学の検討を表明しており、やがて私大も追随して一般化する可能性は高い。

 そうなると大学スポーツのありようも大きく変わるだろう。どの競技も、春に入学してきた1年生は夏休みの長い合宿などで徹底的に鍛えられる。春はひよっこで先輩の陰に隠れていたのに、ひと夏でたくましい大学生の体に変身し、秋にはレギュラーを奪い取る1年生もいる。

 しかし、入試は現行通りの春で秋の入学では、9月に始まるラグビーや野球の秋季リーグ戦、正月の箱根駅伝などで新人が大活躍することは不可能に近くなる。懇談会ではスポーツのことまではかまっていられないだろうが、大学だけでなく、日本のスポーツ界全体にとっても“生態系”がガラリと変わる一大事ではある。

 英国では“ギャップイヤー”といって高校卒業から大学入学までの長期間、外国留学など大学では得られない経験を奨励するシステムがある。そのときがきてあわてないように、長いブランクにどうモチベーションを保たせるか、大学も、送り出す高校も考えておく必要がありそうだ。 (今村忠)

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/other/542686/



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Posted by 沖縄ジュニア at 12:18│Comments(0)ジュニアスポーツ
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