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2011年09月05日

与那国、男子100制す 高校秋季陸上

 陸上の第26回県高校対校秋季大会第1日は3日、県総合運動公園陸上競技場で行われた。男子100メートル決勝で与那国塁(那覇西3年)が、追い風4・6メートルと公認されない参考記録ながら、10秒36で走り、県記録を上回るタイムで優勝した。同準決勝では、与那原良貴(同1年)が10秒67の大会タイ記録を出した。
 
 与那原は決勝では2位だった。男子110メートル障害でも、新崎宇宙(同3年)が、14秒67の好記録(追い風参考)を出した。
 女子円盤投げでは、知念莉子(同3年)が42メートル98で優勝し、全国総体優勝の実力を示した。
与那国、男子100制す 高校秋季陸上





















男子100メートル決勝 追い風参考ながら10秒36の好記録で優勝した与那国塁(那覇西)=県総合運動公園陸上競技場

[ヒーロー]
追い風参考10秒36


 男子100メートル決勝は追い風4・6メートルの参考記録ながら与那国塁(那覇西3年)が10秒36で優勝した。2週間前の九州選手権で出した10秒49を上回り、陸上関係者が「追い風参考でも、県内で、ここまで出した選手はいないのではないか」と驚く好タイム。

 追い風の中、大会記録を上回る選手が続出した。後半型の与那国だが、スタートから伸びた。50メートル付近で周囲に後れを取らず並んでいるのを確認、「いける」と勝利の手応え。後半、得意の加速でゴールに飛び込んだ。「前半は周囲に引っ張ってもらった」と一緒に走ったメンバーに感謝。

 準決勝ではスタート直後に体が浮き気味になったが、決勝ではその点を修正、我慢して抑え気味に走った。

 レース直後は「何でインターハイでこれができないのかなあ」と冗談めかして話したが、「いいレースができた」と満足げだった。

 以前は追い風になると、足が空回りしがちだったが、しっかりと風に乗ることができ「気持ちよく走れた。あとは、この感触を確実に身につけるのが自分の役目」。

 10月の山口国体はリレーだけの出場だが、日本ジュニア選手権も控える。「個人初のファイナルを目指す。力を出し切ればいける」。力強く宣言した。(安里真己)

準決で大会タイ1年与那原2位

 男子100メートル準決勝で、10秒67の大会タイ記録を出した与那原良貴(那覇西1年)。準決勝はいずれの組も好タイムだったが、与那原以外は、追い風が強く、参考記録となった。

 左太もものケガから復帰したばかり。決勝は欠場予定だったが「良い記録が出たので、やっぱり出たくなった」。決勝は先輩の与那国塁に続く2位だった。「負けたのは仕方ない。いいレースができて決勝にいけたので良かった」と振り返った。

 次は高校新人大会や国体の少年Bに出場予定だ。「自分のメーンは国体」。同年代との対決を楽しみにしている。

[沖縄タイムスより]








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Posted by 沖縄ジュニア at 13:42│Comments(0)沖縄県内の予定・結果
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