沖縄ジュニアスポーツ試合結果

　大地さんは２００２年の長女誕生後、育児休暇を取得。その後育児や両親の介護を両立した経験を「離婚ぎりぎりだったが何とかできた。子どものころ体の弱い母のため掃除や家事育児もこなす父を見ており、自然だった」と説明した。

　その上で「ただ夫と妻の逆転がいいのではなく、夫婦共に仕事と家庭のバランスが大切。会社や上司の意識改革も重要だ」とした。育児や介護休暇について「休暇ではない。仕事より大変なときもあり、成長する場でもある」と説明した。

　最後に「仕事と家庭の両立が当たり前になり『ママさん～』や『イクメン』などの言葉が古過ぎる社会が早く来るといい」と結んだ。

　妻の直子さんも横浜の自宅からテレビ電話で参加するサプライズも。子どもたちへ「小さいころから宇宙や星に興味があった。夢を諦めないで」とメッセージを送った。

　夫婦で訪れ、７カ月の子を持つ宜保昌希さん（３２）＝豊見城市、公務員＝は「子どもは親の背中を見て育つことが確認でき、とてもためになった。子育てを楽しみたい」と話した。

[琉球新報より]